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団体立ち上げ期の組織づくり支援 NPO法人次世代健全育成サポートあひるっこ


団体概要

2004年12月発足、2005年6月NPO法人格取得。
有給スタッフ約20名(うち非常勤18名)。
次世代の育成に向けた総合的な支援を目的に、児童館1館、陽だまりハウス(コミュニティセンター)の指定管理者として事業を行う。
また、3月より健康ドーム子育て支援室、4月よりにしはるファミリーサポートセンターの運営事業を、西春市から受託予定。


支援内容

「経済産業省の委託事業として、2005年1月から組織づくり支援を実施。 指定管理者への指定を狙った組織づくり・法人化の依頼を受け、ミッション構築など、組織の基盤づくりを1からサポートした。
担当したサポーターの藤岡喜美子さんは、事業型NPOマネジメントを実践する、市民フォーラム21 事務局長。


設立エピソード

愛する児童館は譲れない

「私たちの児童館は渡せない」。
愛知県西春町が宇福寺児童館の指定管理者(注1)を公募したとき、児童厚生員として7年間働く中田るり子さん(現・あひるっこ 代表)に衝撃が走りました。
中田さんの夢は「ふるさとのような児童館」。子どもたちが成長してまた顔を見せに来たとき、そこに変わらずいたいと願う中田さんは、公募に申し込む意を決し、児童館の仲間たちと任意団体を発足。
しかし、組織として体を成さず、これから何をすべきかもわからない状態。 市民フォーラム21の運営支援を知ったのは、そんな混乱の最中でした。


官製NPOか自立したNPOか

市民フォーラム21に届いた、2通のファクシミリ。 1通は中田さんから、もう1通は高木智寿登さん(現・あひるっこ 副代表)からのNPO立ち上げ支援の依頼でした。高木さんもまた、勤務するにしはるファミリーサポートセンター事業(注2)が今後、委託されることを見据え、受託を狙うNPOの立ち上げを検討していました。
中田さんと高木さんとを結ぶ運命の糸が、まだ見知らぬお互いを引き寄せた瞬間でした。
今回、支援にあたるサポーターは藤岡喜美子さん。
事業型NPOマネジメントを実践する、市民フォーラム21の事務局長です。
指定管理者制度では、施設で働く職員の雇用維持が新規参入の障壁。
そこで自治体は施設の職員たちに、指定管理者となり得るNPOの立ち上げを働きかけます。
しかし、施設の管理運営のために立ち上げた組織は、その事業の実施だけにとらわれ、目指すべきミッションを見失いがち。 ともすれば、行政の下部組織になりかねません。
藤岡さんの支援方針は、生まれたばかりのあひるっこが、自立したNPOとして育っていくための組織づくりでした。藤岡さんは「行政では実現できない事業にチャレンジしてほしい」とエールを送ります。行政の事業を重ね合わせ、次世代育成の観点で総合サービスを模索するあひるっこ。
自らの力で着実に歩みを進めているようです。


思いを寄せて組織の思いに

子育ち・子育て支援の思いをともにする中田さんと高木さんとを引き合わせ、児童館とファミリーサポートセンターの職員を集めたワークショップを実施。
子どもたちを取り巻く地域環境をどのようにしていきたいか、アイデアを出し合います。
「公園でフリーマーケットをして、公園デビューできない親子を引っ張り出そう」「近くに子どもの遊び場がない親子のために、移動児童館をしよう」など、既存の事業にとらわれないアイデアが続々。 ここでの成果を事業計画にまとめ、指定管理者公募に申請。みごと指定を勝ち取ります。

あひるっこ 代表の中田るり子さん(中央)と副代表の 高木智寿登さん(左)、市民フォーラム21 サポーターの 藤岡喜美子さん(右)


重ね合わせて独自サービス

あひるっこは現在、児童館1館と陽だまりハウス(コミュニティセンター)の指定管理者として、施設の管理運営を行っています。陽だまりハウスでは、父子で遊ぶ教室や演奏会などのイベントを実施。
次世代育成はまず出会いからと、お酒を飲みながら語らう場も開催しています。春には結婚式も行われ、今後は結婚式会場としても活用したいと事業構想は広がります

あひるっこが指定管理者として運営する 「陽だまりハウス」。
和室、ロフト、多目的ホール、 屋外ステージ、足湯などの設備が揃う

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