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市民が作った市政の通信簿 〜東海市まちづくり指標のすべて〜

東海市まちづくり指標づくりの最初・途中・終わりの各時点で行った3つの講演記録を収録しました。

書籍概要

【タイトル】
『市民が作った市政の通信簿』〜東海市まちづくり指標のすべて〜
【著者】
後房雄・上山信一
【発行人】
後房雄
【編集人】
松本美穂・西山久美子
特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター
【価格】1,000円(市民フォーラム21・NPOセンター会員: 800円)
【ページ数】82ページ
【発売日】2004/2/20 第1版第1刷 2004/8/7/ 第1版第2刷

目次

Ⅰ.市民の政策評価のものさしをつくる/後房雄
・改革の時代
いまは「改革」の時代
究極の目標は自治
・追い付き型近代化システムの転換
近代化を成功させてた過去
目的を見失ったいま
お手本はいつも欧米にあった
遅れて貧しいからじゃない
もう誰も教えてくれない
自分たちで何度でも試さなければ
・社会的試行錯誤のシステムへ
大切な情報はいつも東京にあった
近代化に威力を発揮した行政主導
・政治の復権
一応議員が立ったり座ったりしてるけど
だから政権には任期がある
今こそ試す仕組みとして意味が
政治不要の役人中心主義
初めて切実に政治が必要に
あっちの政党にやらせるかこっちの政党にやらせるか
・市場メカニズム
わからないなかでリスクをとる
まともにまともに使えなかった市場原理
すぐ談合したくなる習慣
・社会的実験室としての自治体とNPO
3千2百の実験室があったほうがいいじゃないか
NPOで身近に試す
NPOは自治体の原点・原型
公益法人がコントロールされてきた理由
試行錯誤をするにいい仕組み
・選挙と住民投票
いかに主人公という意識をもてるか
自治をよみがえらせる選挙
股裂きが起きる
自己決定のしんどさと楽しさ
・自治の道具としての政策評価
関心を示してもらえない事務事業評価
市民にわかりやすい指標
数値が共通の言葉になる
協力して実現する「分担値」
市民委員会で指標づくりを
とにかく試行錯誤を始めないと
Ⅱ.まちづくり指標と市民参画/上山信一
アメリカのまちのくらしと市民
地域ビジョンより学校とゴミ
校長が抜き打ちで授業見学
公立校の財源の半分は寄付
部活動はNPOが担う
行政マンに過剰期待をしない
いちいち「市民参画」というおかしさ
・経営とベンチマーク
いまを見て、過去と比べ、よそと比べる
ほとんどの人は直感だけでは経営できない
その差は何かを考える
・まちづくり指標
皆が大事と思うものが大事
直感やヤマ勘もあなどれない
・東海市について
工場は近代技術の枠
まず悩んでみるべし
市役所作成の書類に頼ると失敗
・書類の怖さ
地図を前にして考える
・ベンチマーク表
たった一つの指標が示す町の問題
数値はくらしのなかにある
数字が政策論を生む
前向きな職員ほど「責任がもてない」
行政の縦割りに対抗して市民が「横軸」を形成する
行政の縦糸と市民の横糸の葛藤が重要
「協働」とは「闘う」こと
「まちづくり」と「市役所づくり」違う
善意の「縦」にからめとられるな
・行政評価
横の数字を「縦」に繋ぐ
去年を前提に考える予算制度
役所のやり方への問題提起
・総合計画のおかしさ
「横」と「縦」の葛藤に意味がある
実際に役所ができそうなことを
指標から漏れた計画部分はどうすれば
戦後の復興期であれば
いまは切り分けの作業の段階
陳情要請なんでもかんでものドラえもんポケット
本格的なNPOの格差はまだ
NPOは目的ではなく手段
黒子の事務局こそ危険
職員の心を溶かそう
Ⅲ.東海市「まちづくり指標」の意味と新しい自治システム/後房雄
・まちづくり指標の3つの意味
・究極の市民参加=自治の手段
市民が行政をコントロールする
指標を前提に候補者がマニフェストを
当選後どう使われるか
まちづくり指標とマニフェストを結ぶ
・具体的な市民参加の手段
行政だけでは改善できない
市民や民間の役割が重要
・市長による公共経営の手段
だからこそ市長の指導力が強められる
市長を通して行政を動かしていく
・市民委員会によるまちづくり指標作成過程
いったい何が市民の意見なのか
市民がずっと使えるしくみづくりを
まちづくり指標作成の6つのステップ
・市長による公共経営へ
総合計画を飾り物にしない
市民側の役割を意識する
戦略計画としての総合計画
・行政評価制度の再編成
事務事業評価システムを生き返らせる
トップダウンの体系へ
市長と部長の契約
・共創のまちづくりへ
市民活動プラン
新しい部会の設置
市民活動助成

付属資料

資料1 生活課題マトリックス
資料2 まちづくり指標マトリックス
資料3 99指標とめざそう値・役割分担値一覧表