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『NPOは公共サービスを担えるか -次の10年への課題と戦略-』

これからのNPOは公共サービス提供の担い手になるべきであるとする啓蒙的NPO論に対する問題提起の書

書籍概要

【タイトル】
『NPOは公共サービスを担えるか -次の10年への課題と戦略-』
【著者】
名古屋大学大学院法学研究科教授 市民フォーラム21・NPOセンター代表理事 後房雄
【定価】2,625円(本体価格2,500円)
【出版社】法律文化社(2009/5/10)
【ページ数】208ページ
【発売日】2009/5/10

目次

序章:10年を経たNPOセクターの到達点と課題
第1章:グローバルな公共経営改革とNPOの台頭
第2章:自治体改革とNPO
第3章:自治体改革とNPO自治の原理としてのNPO
第4章:日本におけるNPOと公共サービス改革
第5章:NPO−行政関係の戦略的考察
第6章:NPOと公的資金-「ボランタリズムの神話」の克
終章:日本のNPOセクターの岐路とイギリス・モデル

著者からのメッセージ〜本書より〜

私自身は、NPOは企業と並ぶ公共サービスのもう1つの担い手となるべきであって、それを通じてこそ日本におけるNPOセクター確立の見通しも開けると考えている。
公共サービスを担うことでNPOも一部公益法人のように外郭団体化してしまうのではないかという危惧について言えば、公益法人を外郭団体化してきた構造的要因(特に政権交代メカニズムの機能不全)がもはや変化し始めており、外郭団体自体も自律化を迫られる状況になってきている歴史状況の過小評価だと考える。
数年前から意識的にこうした問題提起を行ってきたが、本書は、そうした問題提起の現時点での集大成である。